12/11 .12/12 紹介状と検査結果と
12/11 父母と一緒に検査結果を確認しに病院へ。
どきどきどきどき。気持ち悪くなって来た。
行きの車中は暗くはないけど父を横目で見ると、やっぱりメンタル的にしんどいのかなとか
、無言も辛いので取り止めのない話をして。
私の自宅から病院が車で5分なのですが、さらに近く感じた。
待合室で待つこと10分前後。
いよいよ呼ばれる。
父に嫌じゃないかと聞いたが良いというのでみんなで入る事に。
診察は胃カメラ検査を担当した先生でした。
消化器内科の先生。
まずは先日の胃カメラ画像を確認させてもらう。
先生の説明によると、(噴門部に1cm前後の腫瘍、腫瘍には白体部分がある、付近に炎症あり)、(胃壁にもびらん?炎症様の部位あり)、噴門部はかなり狭くなっていて、こんなので食事が通るのかって具合。
所々、小さなポリープ?の様なものも見えた。
確認が終わったところで、いよいよ宣告されるのかと思いきや。
「今日は病理結果(生検分)がまだ出ていませんのではっきり申し上げられません」
なんじゃそりゃ!!
父本人も、早く結果がわからないことがストレスだと言っておりました。
前回診察時は、今回の診察でわかるみたいな感じだったので...
でも、画像と先生の感じを見て、あぁ、癌かなぁ、って。
多分父も検査の時に思ったんだろうなと。
ただとりあえず、腫瘍に関しても、このサイズでは当院で処置できないので、
大きな病を紹介しますとのこと。
そこで事前に調べておいた病院の先生、この先生で!と希望を出すと、
可能ならご希望に沿いますとのことで段取りして頂きました。
父をほって暴走してごめん、と後に謝りました。
が、先生と病院選びは本当に大事だと思っているし、大変失礼な話ですが、
やる気のない病院も事実あるし、先生にも合う合わないはあるし、
研究をなさっていたり、論文を出している専門分野で有名だとか、
病院自体に関しても、治験の量や、導入技術の違いが大きいので、できるだけ病院探しをしなくて良い様にという個人的感情で色々調べてましたので、
すみません!この先生で!お願いします!!とPCを見せて唸る娘。(わたし
先生にこいつ暴走してるって思われたかな...
と、この日は診察終了、とりあえず、なんでも体に良いものを食べて!
ということでお買い物に行き、実家に寄って昼食。
次の日に結果が出るのと、紹介状受け取りということで、また明日と、母に送ってもらい帰宅しました。
診察後、父がカルテ待ちの間、離れたところで母と座っていましたが、
ついに決壊したのか、母が泣いてしまいました。
もらい泣きしそうになりながら、泣くな〜泣くな〜と自分に言い聞かせて母に頑張ろうと、
そして共倒れしないで自分の健康も大事にしてと言いました。
もう少しで泣くところでした。
今のところ、話し合いの時も、病院で現実感を味わった時も、私は泣かなかった。
家で昨日泣きましたけど。
父の困った顔を見たくないというか、みんなで泣くのが怖いというか。
どうしようもないみたいで嫌だ。
12/12 父と2人。病理の結果と紹介状の受け取りに再び病院へ。
今日こそついに結果わかるのか。
父もわたしも、癌じゃないかと思っている。
でもわたしは前の日からずっと、うちのあんこ猫にお願いしたり、
自分の運をあげれないのかなとか思ったり、こんな時だけ神様頼むよと1人でざわざわしていた。
受付で父が看護婦さんに声をかけて紹介状を受けとる。
あれ。病理結果がない。
看護婦さんに聞くと、紹介状セットの中に入ってますと。
それじゃ見れないじゃないか。父も早く結果を聞きたくてストレスMAXぽいのに。
今日は結果が聞けると聞いていたというのと、先生がいらっしゃるらしいので
結果を持って帰りたいというと、看護婦さんは先生が胃カメラしてるであろう、
検査室に走って行った。
父と待つ。
新しい病院は月曜に初診。
早くてよかったねとか、医療保険がとか、社保がとか。
仕事の段取りもあるから早く全部の検査を受けたいと言っていた。
色々制度もあるし、長生きしてよと伝える。
看護婦さん×2 が走り寄ってくる。
いよいよか。
「先生が検査中なので、資料のお渡ししかできませんが...本来は医師立ち会いで説明するのですが、お急ぎとのことで、今このままお渡ししてもよろしいでしょうか?」
「良いです!!」(早く!!
父が受け取って、そのまま一緒に病院を出る。
駐車場へ歩きながら、結果を覗き込む。
あぁ。
やっぱり。
そんな都合良くない。
でも父は、今までわたしなんかよりもずっと、真面目に生きて来たのに。
なんでこの人なんだ。
頭の中で暗いことを考えつつ、父に内容をわかる限り説明する。
その間も顔を見れないわたしはヘタレだ。
結果は腺癌で、あろうと。
携帯で調べながら読み込んでいくと癌、というのは確定らしかった。
車に乗って一緒に読んでいても父の顔はまだ見れない。
暗くない様に話してるけど、父も泣きたかったかもしれない。
親の気持ちもわからないのは駄目なんじゃないだろうかとか考えてた。
とりあえず検査やなーとか、入院するんかなーとか、一気に検査してほしいなーとか、
そんな話をしながら送ってもらった。
この後用事がある(車関係)というので一緒に行こうかと言ったけど、
わたしが行くと話が長くなるので帰る事に。
気をつけてと見送って玄関の扉を開ける。
うちの猫を抱っこする....あ、先に手洗わないと、病院行ったし服も着替えないと、
ちょっと待ってねーと猫に声をかける。
着替えて猫を抱っこすると一気に悲しくなった。
当人じゃないけど。
わたしじゃないけど。
なんでこんな事にって。
月曜までに調べないと、まずは検査結果読み直して調べよう。
病理の所見、多分医者用のものだったので、専門用語と英語を検索してPCメモに写す。
ブックマークはカテゴリ別でどんどん増えていく。
結果はおそらくの状態だか、胃食道部接合部癌、もしくは専用膿疱癌のどちらか。
胃の部分は浸潤部の所見。後者の場合、希少がんだ。
基本的には腺癌っ
そして今も調べ物をしながらこの記事を書いています。
忘れない様に。
まだまだ できることがあるはず。
後悔しない様、まだ。
今日はこの辺で。
始まった。
rinrin